心と体が整うサロン「カリーノ」の高木絵美です。
今回は産後の体形回復についてお届けいたします。
実は産後ダイエットにはタイミングと順序が大切になります。
なぜなら産後の体は、ホルモン分泌が通常とは異なるためです。
では産後ダイエットのタイミングと順番について解説していきます。
産後ダイエットに適したタイミングとは?
妊娠中から産後にかけて、普段とは異なるホルモンが多く分泌している時期なので、
産後の体を組み立て直す時期でもあり、ダイエットに適した時期でもあります。
この時期にきちんとした方法で体のケアをすると、
妊娠前の私よりさらに上の、自分史上最高の体形に近づくことができます。
産後ダイエットのタイミング
産後のダイエットを始めるなら、産後2~3ヵ月が目安です。
産後2~3ヵ月は妊娠前の体に戻ろうとするボディリターン期。
しかし、産後の回復は人それぞれのため体調と相談しながら決して無理せずに少しずつ行いましょう。
産後2ヵ月頃までの産褥期(さんじょくき)は、しっかり休んで体の回復を優先します。
産後ダイエットに適した順番
産後の体形回復のためには大きく分けて3つの順番があります。
1 体力をつける
2骨盤や骨格を元の位置に戻す
3筋肉をつける
1 体力をつける
有酸素運動から始め、体力をつけます。
2骨盤や骨格を元の位置に戻す
妊娠中は体の関節を緩めるホルモンが分泌されているため、骨盤や体が歪みやすい状態にあります。
そして出産時期には骨盤が大きく開きます。
産後には骨を本来あるべき元の位置に戻してあげることが大切です。
3筋肉を付ける
骨を元の位置に戻して、歪まない体をキープするために筋肉をつけます。
バランスボールで弾むことによって、有酸素運動で体力をつけることができ、
歪んだ骨盤を元の位置に整え、その位置をキープするための筋肉をつけることができるのです。
まとめ
妊娠中はホルモンの分泌により、骨盤や骨格が緩みやすく、歪みやすい状態にあるので
骨に負担のかからないバランスボールを使った有酸素運動はお勧めです。
バランスボールで弾むことによって、有酸素運動で体力をつけると同時に、
歪んだ骨盤を元の位置に整え、その位置をキープするための筋肉をつけることができます。