心と体が整うサロン「カリーノ」の高木絵美です。
人生100年時代と言われている今 「健康に生活できる期間」をいかに延ばすことができるかが重要となっています。
男女ともに平均10年間前後は不健康な期間が存在するとされており、自分の足で歩ける力を何歳まで維持できるか。
今回は健康寿命を延ばすカギとなる腸腰筋についてお届けいたします。
健康寿命のカギとなる腸腰筋とは
腸腰筋(ちょうようきん)は、腰から脚の付け根に走る
・腸骨筋
・大腰筋
をまとめた筋肉の総称です。
写真の通り上半身と下半身を繋ぐ、とても重要な筋肉なのです。
腸腰筋の主な役割は足を持ち上げること
人は腸腰筋のおかげで歩いたり、走ったりすることが可能となっています。
腸腰筋の機能が低下すると、モモが上がらなくなって、何でもないところでもつまずいたり、転倒しやすくなったりします。
つまり腸腰筋は健康寿命を延ばすための欠かせない筋肉であり、動ける身体を保つうえで重要な筋肉です。
ではどうやって腸腰筋をトレーニングしていくのかを解説していきます。
腸腰筋伸ばし
腸腰筋を柔軟にし、美脚になる動きです。
1.バランスボールに座り、足は腰幅に開きます。
2.片方のヒザを立て、もう片方の足は横に延ばします。
腸腰筋が正しく使えるようになると脚が細くなり美脚にもなります。
バランスボールに座って弾む
1.バランスボールの中心部に座ります
2.足幅は腰幅に開きます
3.背筋を伸ばします。
4.そのまま弾みます。
バランスボールに座っているだけでも姿勢保持として腸腰筋に刺激を与え、筋トレ効果があります。
弾むことによって、上半身と下半身を繋いでいる腸腰筋により刺激を与え、効率よく腸腰筋と複数のインナーマッスルを同時に鍛えていくことができます。
足上げ運動
この足上げ運動は腸腰筋と腹筋のトレーニングになります。
1.バランスボールに座ります。
2.背中をまっすぐにして両手を横に広げます。
3.両手でバランスを取りながら、片足を前に上げてみます。
4.バランスを保つために、上半身はまっすぐにし腹筋や背筋を意識して正しい姿勢をキープします。
5.次に、反対の足も同様に行いましょう。
ポイント:呼吸を続けましょう
骨盤を安定させる役割もある腸腰筋。
この動きは、見た目以上にお腹の力を使います。
背筋を伸ばした正しい姿勢のまま、太ももを左右交互に上げて身体のバランスを保ちます。
まとめ
「健康に生活できる期間」=自分の足で歩ける力を延ばすために大事な腸腰筋。
今回は健康寿命を延ばすカギとなる腸腰筋についてお届けしました。
ぜひ実践してみてください。