心と体が整うサロン「カリーノ」の高木絵美です。
今回はバランスボールを使った腰痛を予防する動きについてお届けいたします。
腰痛を予防するには体幹を鍛えることと、ストレッチで腰を伸ばすことの両方を行なうのが腰痛の予防と改善には効果的です。
ではどうやってトレーニングしていくのかを解説していきます。
バランスボールは腰痛の改善に効果があるの?
バランスボールは腰痛の予防と改善が期待できる道具ですが、あらゆる腰痛に効くわけではありません。
腰痛の種類には、
筋肉のこわばりや血行不良に起因するタイプと、神経に由来するタイプ、そして疾患が元となった腰痛があります。
このうちバランスボールは筋肉のこわばりや血行不良によって引き起こされる腰痛に効果的です。
姿勢の悪化により腰の筋肉が緊張してしまった場合は、バランスボールエクササイズで腰まわりの筋肉をつけていくことが腰痛改善の第一歩です。
腰を伸ばすストレッチ
1.バランスボールの前に正座します。
2.両手をバランスボールに乗せ、ボールを遠くに転がしながら両腕の中に頭を入れます。
3.腕が伸びきったところで20秒キープします。
腰が気持ちよく伸びるので、朝起きた時に感じる腰痛や、長時間同じ姿勢をして腰の筋肉が固まったことによる腰痛への効果が期待できます。
腰の横運動
1.足は腰幅より少し広めに開きます。
2.ヒザとつま先が同一方向になるようにします。
3.背筋を伸ばし、両手は腰に当てたらアゴを引きます。
4.上半身と足は固定したまま、腰だけをゆっくり横に傾けます。
5.腰を元の位置に伸ばし、反対側も同様に行います。
左右それぞれに10回傾ける運動を3セットおこないましょう。
腰の前後運動
1.足は腰幅より少し広めに開きます。
2.ヒザとつま先が同一方向になるようにします。
3.背筋を伸ばし、両手は腰に当てたらアゴを引きます。
4.足は固定したまま、お尻とボールをゆっくり前に転がし、お腹を縮めます。
5.お尻の穴がボールに付いたら、お尻を元の位置に戻します。
お尻を前に転がして戻る動きを10回で1セットとして、3セットを目安におこないましょう。
まとめ
バランスボールは筋肉のこわばりや血行不良によって引き起こされる腰痛の改善と予防に効果的です。
ぜひ実践してみてください。